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ボドゲ「ラブレター」の感想・戦略・テクニックについて

製品情報

メーカー:アークライト

なお、ルールは上記のアマゾンのページに記載されています。

感想

・山札から1枚引いて、手札から1枚選び、使用する。それの繰り返しと言ってしまえばそうなのですが、このようにシンプルなルールであるからこそ教えやすく、誰しもが楽しめるゲームだと思います。だからこそ、その日の1本目のボードゲームとして遊ぶのが良さそうなゲームですね。

・ゲームの中身が面白いというよりも、他の人との掛け合いが面白いゲームだと思います。仲の良い友達と遊ぶと、兵士でカードを当てた当てなかったのやり取りだけでも面白いですね。

・どうしても運要素が大きいので、戦略を極めるといった遊び方はできなさそうです。

戦略・テクニックについて

・基本的に運要素が強いゲームではありますが、カードの使い方については一定のテクニックがあるように思います。以下、つらつらとカードの使い方を書いてみます。

①兵士
一番枚数が多いカードで、手札に兵士があるときはとりあえず場に出しておくと良いカードです。これまで場に出たカードと自分の手札のカードを踏まえつつ、最も確率が高そうなカードの名前を言うことになります。道化のカードは比較的場に出されやすいので、それ以外の2枚あるカード(騎士、僧侶、魔術師)を適当に言っていくのが良さそうな感じです。

②道化
最優先に出すべきカードです。このカードを使って他の人の手札を知った上で、(相手がそのカードを場に出さなければ)次のターンにその人に対して兵士・騎士・魔術師・将軍あたりを使うのがオーソドックスな使い方ですね。

③騎士
他の人と手札を比べた結果、自分の手札の強さが小さければ負けてしまうので、意外と使い辛いカードです。もう1枚の手札が魔術師、将軍、大臣、姫あたりであれば、積極的に使うと良いと思います。基本勝てます。

④僧侶
いつ使っても良いし、それなりの強さを持っているという一番の便利カードかもしれません。もう1枚のカードが場に出しづらければ出す、といった使い方で良いかと思います。

⑤魔術師
かなり強さが高いので、基本的に手札に保持しておきたいカードです。少なくとも使った相手の計画を狂わすことができるので、使う場合には一番勝っている人に対して使うと良さそうです。相手が持っているカードが姫なら勝てますし。

⑥将軍
こちらも強さが高いので、基本的に手札に保持しておきたいカードです。カードを交換するとこちらのカードが交換した人にバレてしまうので、兵士等で逆襲されてしまう恐れがあります。自分のもう1枚の手札が兵士の場合には、なるべく使わないようにしましょう。

⑦大臣
持っている時に魔術師・将軍・姫を引くと敗北します。ゲームの終盤でない限り、さっさと場に出しましょう。

⑧姫
姫を持っている場合、場に出すカードの選択すらできなくなるのでひたすら運ゲーになります。他の人から攻撃されないよう、場の空気と化すのが大事です。あと、カード選択で悩むふりをするのも大事です。

・長々と解説しましたが、このゲームは割とノリで楽しむゲームかと思いますので、戦略を考えることよりも、むしろリアクションをとることに注力した方が良さそうなゲームですね!