はじめに
トラックボールマウスを導入してからしばらく経ったので、トラックボールマウスのメリット・デメリット・注意点・感想についてまとめてみたいと思います。
エレコム マウス 有線 トラックボール 大玉 8ボタン チルト機能 ブラック M-HT1URXBK
- 発売日: 2018/02/16
- メディア: Personal Computers
こういう感じのマウスですね。
メリット
マウスカーソルを動かすスピードが上がる
トラックボールマウスを導入するメリットとして一番最初に挙げられるのが、マウスカーソルを動かすスピードが上がることです。画面の端から端まで移動させる時や複数ディスプレイ間を動かす時、普通のマウスであれば①一度マウスを持ち上げて移動させ、②机に設置させ、③机の上でさらに動かすというアクションが必要となります。これに対し、トラックボールマウスであれば指でボールを動かすというワンアクションだけでカーソルをどこまでも動かすことができ、マウスカーソルを動かすスピードが速いです。
特に、マルチディスプレイを使っている際には、カーソルを動かす距離が長くなりがちなので大きな違いとなります。
手首などの負担を軽減
通常のマウスだと、使用時に腕や手首を動かすために負担がかかり、腱鞘炎が生じることもあります*1。トラックボールマウスでは、手首や腕が固定されているため、これらの部位に特に負担がかかることはありません。
マウスをどこに置いても作業できる
マウス自体をどこにおいてもカーソルは動かせるので、極論膝の上にマウスを置いても作業可能です。
ボタンが多い
これはトラックパッドと比較した場合のメリットです。マウスには、様々なボタンがついている機種があります。例えば、これらのボタンでブラウザ上の進む、戻る、拡大、縮小等を簡単に行えるようになったりするので、明らかに作業スピードが上がります。
デメリット
細かな操作がやりづらい
通常のマウスよりも明らかに細かな作業は難しいです。ボールを複数の指で動かす、カーソルスピードを切り替えるなどの対応はできますが、通常のマウスの方が細かい作業はやりやすいというのが個人としての感想です。
頻繁に手入れをする必要がある
ボールについた汚れによって、徐々にボールを動かすスピードが遅くなっていきます。例えば、僕が使っているこのマウスでは、少なくとも数日に一度、ボールを取り出してボールが嵌っている部分とボールを掃除しなければカーソルを動かすスピードが遅くなっていることが明らかに分かります。まあ、一回1分程度しかかかりませんが。
エレコム マウス 有線 トラックボール 大玉 8ボタン チルト機能 ブラック M-HT1URXBK
- 発売日: 2018/02/16
- メディア: Personal Computers
注意点
操作に慣れるのに時間がかかる
通常のマウスと違った方法でカーソルを操作するため、慣れるまで時間がかかります。僕の場合は1日程度、時間にして8時間くらいは慣れるまでにかかりました。このように慣れるまで時間がかかることを踏まえて購入した方が良いです。
なお、ボールは複数指で操作した方がやりやすいので、細かな操作がし難いと思った方は試してみてください。
マウスカーソルのスピード調整は必須
トラックボールマウスを利用する際には、スピード調節を行うことが必須です。必ずPCの設定でカーソルのスピードを調節するようにしてください。
必ず店頭で一度確認してから買う
トラックボールマウスは機種によってどの指で操作するかが違うなど、個性があります。そのため、なるべく一度店頭で確認してから購入するのが良いでしょう。
感想
最近マルチディスプレイを導入して作業を行っているのですが、トラックボールマウスを使うと、トラックパッドや通常のマウスと比べて明らかに作業の快適さが上がりました。手入れが多少面倒なところはありますが、使う時間を考えれば安い買い物だったなと思います。正直、普通のマウスには戻したくないと思っています。
どのトラックボールを買えば良いか分からない方には、とりあえず僕が使っているマウスをおすすめしておきます。
エレコム マウス 有線 トラックボール 大玉 8ボタン チルト機能 ブラック M-HT1URXBK
- 発売日: 2018/02/16
- メディア: Personal Computers
かなりでかく、手が小さい人にはおすすめできないサイズ感です。ただし、この大きさによって操作の安定感が高まっているので、普通の男性であればおすすめできます。
なお、トラックボールマウスを買う際には、上記の通り一度店頭で確かめてから買った方が良いです。これくらいの価格であれば無駄になっても良いと思える方以外は、お近くの電気屋さんに一度行くことをおすすめします。