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ずっと真夜中でいいのに。「ヒューマノイド」レビュー

作品情報

ヒューマノイド

ヒューマノイド

レビュー

 ずっと真夜中でいいのに。(通称:ずとまよ)の2作目である、「ヒューマノイド」のレビューです。

 本作を聞いてみての感想は、思ったより普通な曲だなということです。「秒針を噛む」「脳裏上のクラッカー」は割と好きだったのですが、本作はまあまあ好きという感じになりそうです。まあ、出していく曲が全部好みど真ん中というのも珍しい話ですが。

 聴き終わってみてから、繰り返し何度も再生してみて、なぜ自分がこの曲をそこまで好きになれなかったかが分かりました。1点目は、ACAねさんの歌い方。今までの2曲は、ACAねさんのボーカルの力強さが良い感じに表れていて、自分が最も惹かれたのはその部分でした。本曲は、それらと比較すると落ち着いた歌い方になっており、ちょっと期待していたのと違うなと思ってしまいました。

 2点目は、メロディの繰り返しがかなり多いこと。イントロは2回、Aメロは4回、Bメロは2回、サビは2回同じようなメロディを繰り返しています。このメロディの繰り返しによって、少し曲が単調だなという感想を抱いてしまいました。

 まあ、アーティストとして色々な曲を作るのは当然なので、本曲が悪い曲だとは思いませんが、単純に自分の好みと違ったという話ですね。

 他の部分については、いつも通りの感じだったと思います。相変わらず凄く上手な楽器隊に、解釈の余地を多分に残している歌詞。

 果たして、発売されるミニアルバムでは、どんな曲が待っているのでしょうか。

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