はじめに
2024年9月、モロッコにツアーを使わず自己手配で旅に行ってきました。モロッコは、日本と大きく文化や自然環境が大きくとても魅力的な国でした。特に、モロッコの砂漠で見た光景は忘れられません。現在モロッコに行くことを検討している方は、是非行ってみることをお勧めします!
以下では、旅行の経験を踏まえて、モロッコ旅行について自己手配とツアーのどちらが良いか検討します。
旅のプランニングについて
旅のプランを考えるにあたって、①ツアーを利用するか、②自己手配するかの2択になるかと思います。私は基本的には①の自己手配で行きつつ、砂漠については英語での砂漠ツアーを利用しました。ここは1つの悩みどころではないかと思います。
私がモロッコを旅した感想としては、英語又は現地語を話せない方や英語のリスニングが得意でない方、海外旅行に慣れていない方は、日本人向けのツアーを予約した方が確実に良いです。交通手段等、そこまで親切に説明してくれるわけでもなく、日本語での情報が多いわけでもないため、周りの人に英語で質問してその場で何とかする、といった場面が多いです。そのため、上記に該当する方が自己手配で旅行しようとすると、旅行自体を楽しめないと思います。
それ以外の人の場合は好みですが、旅行のプランニングに時間をかけたくなく、多少余計にお金がかかっても良い方はツアー、旅の自由度を求める方や少しでも金額を抑えたい方は自己手配とするのが、1つの考え方かと思います。
なお、ツアーと自己手配のメリットデメリットは、例えば、以下のとおり整理できると考えられます。
ツアーを利用する場合
メリット
- 英語及び現地語がそこまでできなくても良い:宿や移動手段を予約する場合に、英語ができることが必須となりますので、英語ができない方はツアーを申し込むのが良いかと思います。また、バスの予約にフランス語が必要な場合があります。
- 手間がかからない:旅程、宿泊、交通手段などが一括で手配されるため楽です。自己手配をしてみて感じましたが、自分で一から工程を考えるのは結構楽です(なお、以下では私の旅程を書いているので、それを参考にすることもできるかと思います。)。
- 安心感:添乗員のサポートがあり、言語の壁も低くなります。モロッコ旅行は、英語が通じにくい、衛生的でない場合があるなど、先進国の旅行に比べてハードルが上がりますので、海外旅行に慣れていない方、英語ができない方は、素直にツアーに申し込んだほうが良いかと思います。
デメリット
- 自由度が低い:決められたスケジュールに従う必要がある
- カスタマイズ性が低い:個人の興味に合わない内容が含まれる場合もある
- 柔軟性が低い:事前にお願いすれば調整してくれることあるかと思いますが、その場で旅程を変更したりは難しいです。
- 自己手配より費用がかかる:移動手段1つをとってみても、日本のツアー会社経由より自分での予約のほうが高かったです
- 混雑:人気スポットを団体で訪れるため、混雑しやすい
自己手配の場合
自己手配のメリットデメリットは、基本的にツアーの場合の裏返しとなりますが、以下のとおりです。
メリット
- 自由度が高い:自分のペースと興味に合わせた旅程を組める
- カスタマイズ性:好みの宿泊施設や交通手段等を選べる
- 柔軟性:現地での予定変更が容易。私の場合は、前日夜にモロッコ料理教室に申し込んだり、その場の興味に応じて柔軟に対応しました。
- 費用が安い:例えば、自分でBooking.com経由でタクシーを手配して、カサブランカ空港からシャウエンまで行った場合と、日本人向けのツアー会社にお願いして同様のタクシーを手配する場合とでは、少なくとも1万円は違いました(ただし、ツアー会社にお願いした場合のほうが安心ではあります。)。
デメリット
- 英語又は現地語ができる必要がある:なお、英語が通じない場面もあるため、少しでもフランス語(又はアラビア語)ができるとベターですが、できなくともなんとかなります。
- 手間がかかる:すべての手配を自分で行う必要がありますので、情報収集等に時間がかかります。シャウエンに行く場合の移動手段となるバスの予約にフランス語が必要だったり、いちいち調べるのは大変です。
- 安心感がない:本当にタクシーが来るのかなど、いちいち不安な場面があり、その度に周りの人に話を聞きました。
おわりに
上記を踏まえ、モロッコ旅行を自己手配するか、ツアーにするか決めていただければと思います。私自身は、ツアーが高かったこと、そもそも自分で旅行計画を立てることが好きなことから自己手配しましたが、ツアーも有力な選択肢かと思います。ぜひ、自分のスタイルで旅行の計画を立ててみてください!
いかがでしたか?この記事が皆さまのお役に立てたなら、とても嬉しいです。もし、この記事に価値を感じていただけたなら、ぜひ「投げ銭」という形でのサポートをご検討ください(なお、有料部分に本記事に関係する内容は一切ございません。)。
皆さまからのご支援は、より良い記事作成の励みになるだけでなく、このブログを継続的に運営していくための大きな力となります。