作品情報
本作は、アドベンチャー(メイン)+リアルタイムストラテジー(サブ)といった形のゲームです。本作は、ストーリーを売りにしたゲームです。リアルタイムストラテジーもある程度面白いものの、それをメインに買うほどではないと思います。
クリアまでに25時間程度かかりました。やりこみをすれば、少なくともあと10~20時間ぐらいは遊べそうです。
評価
☆☆☆☆(最高評価は☆5つ)
レビュー
ゲームシステムについて
本作は、主に、13人(!)の主人公がいて一人ずつストーリーを進められるアドベンチャーパートと、リアルタイムストラテジーを味わえるパートから成ります。
難易度について
アドベンチャーパートについては、特にアクションが求められるわけではないため、(若干ややこしい箇所はあれど)難しくはありません。
リアルタイムストラテジーは3段階で、難易度ノーマルにすると終盤以外はそこまで難しくなく、終盤は結構歯ごたえがあるという難易度でした。難易度を下げたり、レベル上げによりクリア自体は普通にできそうなので、割と誰でもクリア自体はできそうです。
ストーリーについて
ストーリーは、はまる人にはめっちゃはまり、はまらない人は途中で投げてしまいそうになる作品であると感じました。そもそも、主人公が13人もいて、主人公ごとに基本的に自由に選択してストーリーを進められる形となっており、序盤は名前を覚えるのだけでも結構大変だったりします。しかし、序盤を乗り越えると、キャラクター同士が複合的に絡み合っていくのが快感と化していき、意外性のある展開が結構続いて面白いです。
ストーリーのテイストは、結構SFです。SFのノベルゲーが好きならマストバイ、SF映画やSF小説が好きな人にもおすすめです。ただし、ノベルゲーがあまり好きでない人にはお勧めできません。個人的には、ストーリーの面白さでいうと、FF XII、FF XV、シュタインズ・ゲート ゼロよりは面白く、FF X、シュタインズ・ゲート、428 封鎖された渋谷でには劣るかなぐらいの内容でした。
グラフィックについて
以下の動画のような感じですね。アドベンチャーパートは、独特な雰囲気の2Dで慣れると物語に没入でき、個人的には結構好きです。リアルタイムストラテジーのグラフィックは、以下の感じがずっと続くので、正直そこまできれいではないです。。。ただ、システム自体が面白いのでそこまで気になりませんが。
サウンドについて
普通です。特筆すべき点はないです。
まとめ
本作は、SF好きには非常にお勧めできるゲームですし、やって損はないと思います!ストーリーの二転三転具合は、こんなストーリーがあるんだと意表を突かれる展開が続きますし、終盤は非常に熱いです。仲間同士のストーリーがつながっていく感じは快感です。ただし、主人公の数が多くややこしいゲームであることは間違いないですし、文章が多いので文章を読む人が苦手な方にはあまりお勧めできません。。。
正直なところ、今までやったゲームの中でトップクラスの作品とまでは言えませんが、十分に楽しいゲームでした。端的には、名作ではなく秀作だという評価です。おそらく、このゲームを買おうか買わないか迷っている人であれば、楽しめる作品なのではないかと思います。ただし、飽きっぽい方や文章を読むのが好きではない方は、面白くなる前の序盤でつまらないと思って投げてしまう可能性もあるので、そのような人は買わないほうが良いかもしれません。。。
あと、ゲームとしてのクオリティとしては、正直FF Xやシュタインズ・ゲートのほうが高い気がしたので、それらをまだやったことがなくて、本作品を購入するか迷っている人であれば、そっちを先に買ってみたほうがQOLが上がるかもしれません。シュタゲについては、アニメも良い出来ですので、そちらを先にみるのもありですね。
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