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Amazon Echoのメリット・デメリット・感想

はじめに

 Amazon Echo(第2世代)を家に導入してからしばらく経ったので、Amazon Echoのメリット・デメリット・注意点・感想についてまとめてみたいと思います。

 なお、現在、Amazon Echoの第3世代が登場しているので、購入を検討している方はそちらを購入すべきかと思います。より安く性能も向上しているようなので。

メリット

音質が良い

 Amazon Echoは、重低音もしっかりと鳴るスピーカーで、特に音質に強いこだわりがないという方には十分な音質です。

音楽の再生、Bluetooth接続などの機能が便利

 Amazon Echoは、声だけで音楽を再生し、アラームをセットし、各種機器とブルートゥースで接続したりと様々なことができます。また、今日の天気を確認したり、NHKのニュースを聞いたりすることができるのも便利です。

状態確認、遠隔操作ができる

 スマホAmazon Alexaのアプリを使うことで、自宅の外など、どこでもAmazon Echoの状態を確認し操作できます。音楽を流しっぱなしにして外に出た場合にも、家に戻らずに音楽を止められて便利です。

デメリット

プライバシーの問題がある

 Amazon Echoは、声によって操作するために、常にマイクがオンの状態になっています。そのため、原理的にプライバシーの問題が生じ得ます。実際、Amazon Echoに話した音声が録音され、Amazonの従業員がそれを聞いてAlexaの性能を向上させるために使われています*1。この録音データの利用は拒否できますが*2、このようなリスクがあること自体は念頭においた方が良いでしょう。

 また、Amazon Echoスマートホームバイスからも情報を収集していることにも留意する必要があります。

待機電力がかかる

 Amazon Echoは電源を付けっ放しにすることを前提とするシステムなので、待機電力がかかります。ただし、待機電力だけで言えば、1ヶ月でかかるのは40円以下、1年で500円もかかりません*3

注意点

使うコンセントを確認しておく

 Amazon Echoは常にコンセントを繋いでおく必要があるので、Amazon Echoを置きたい位置の近くに常に使えるコンセントがあるか考えてから買ったほうが良いです。

Wi-Fiが必要

 Amazon EchoWi-Fiを前提としたシステムなので、Amazon Echoを置きたい位置でWi-Fiが拾えるようになっている必要があります。

感想

 Amazon Echoを買って、何か劇的に生活が変わるということはありませんでしたが、便利なことがちょこちょこあるなと感じました。個人的には、Amazon Echoという何か特別なものを買ったというよりかは、便利なブルートゥーススピーカーを買ったという感覚です。

 当初は、Amazon Echoを使ってニュースを聞いたりするなど、新たな生活習慣を手に入れることになるのかなと考えていました。しかし、色々な機能を試す最初の一週間が過ぎてみれば、これらの機能にも飽き、純粋にスピーカーとしての機能を使うことが多くなりました。

 自分が良く使うのは、Spotifyのアプリで音楽を聞くことです。しかし、曲やアルバムを声だけで指定するのはめんどくさいところがあるので、結局スマホSpotifyアプリを使って流す曲を指定することが多いです。また、声だけでスマホやPCとブルートゥースで接続し、音声を流したりもできます。

 あとは、アラーム機能も良く使いますね。手を使わずに料理中に時間を測れるのは便利です。また、布団の中からでもAmazon Echoは操作できるので、その状態で翌朝の目覚ましをセットしたり、ランダムに音楽を流したりしています。寝る前、布団に入った状態で部屋の電気を付けなくても操作できるのは地味に便利ですね。

 少なくとも、私はAmazon Echoを買ったことで何かが劇的に変わることはありませんでした。しかし、こんな風に大した使い方をしていない自分でも、音質から考えればAmazon Echoは十分満足な買い物でした。目覚ましがわりにもなってますし。便利なスピーカーを買ってみたい、何か新しいものに手を出してみたいと思った人なら、購入するのはありだと思います。Amazonのセールの際なら、結構安くなりますしね。